

手紡ぎ糸と、ときどきゆるいイラスト
以前購入した国産羊毛。毛の房(ステイプル)の先端が固まってカリカリしています。
これは初めて毛刈りをした子羊の毛にあるもので、お母さんのお腹の中にいたときの羊水で固まっているそうです。(ミルキーチップという) 毛刈りのシーズンの前に一度先端を刈り取ることもあるそうです。(アーリーショーンというらしい)
固くてチクチクするので一房ずつ先端をハサミでちょきちょきしています。この後毛をほぐすことも考えると、とにかく地道な作業です。糸に紡ぐ作業自体は結構あっという間だったりします。
前回ブレンドした羊毛を紡いで、双糸(2本が撚り合わさっているもの)にしました。
最初、色の名前を「おひさま」とつけていたのですが、出来上がってみたらゴッホのひまわり的な色調になっていたので、名前も「ひまわり」に変えようかな……。
こんな感じのいろんな色のシリーズを作りたいのですが、色を混ぜる作業が思いのほか大変だったので、ちょっと作業工程を考えないといけません。
写真の上側の白いかせは紡ぎ教室で練習したもの。ちょっとマットな質感です。雪印こどもの国牧場の「カレーパン」ちゃん(ひつじの名前です)の羊毛。